皆さん、柿渋塗装ってご存知でしょうか。
天然素材ならではの優しい風合いが魅力的な塗料なんです。
今回は、お手軽に誰でも塗れる柿渋塗装についてご紹介します。
天然素材の柿渋ってなに?
古くは平安時代から使われてきた柿渋は、渋柿から取れた果汁を発酵・熟成させてできる日本固有の塗料なんです。
柿渋に含まれる柿タンニンには防腐・防カビ効果があり、現代においてもシックハウスを起こさない塗料として再び注目されているとのこと。
特徴は天然由来の優しい色合い
特徴は何と言っても天然由来の優しい色味です。
もちろん一般的な塗料のように沢山の色があるわけではありませんが、自然な色味が私は好きです♪
木の表面に浸透させるようにして塗るため、木の美しい木目が浮かびあがった仕上がりになります。
また、塗る回数や、木の種類、経年によって色味が変わってくるのも楽しいところ。
少しずつ擦りこむように塗っていくので、液だれや色むらが起こりづらく、塗りやすいのもDIYにはうってつけなんです。
注意点はにおい? 無塗装の木製品を探すのが意外と大変
注意点としては発酵しているだけあって、独特なにおいがするものもあるようです。
1~2週間でにおいは薄くなっていくようですが、最近は無臭の柿渋を選んで使えば安心です。
私も、無臭の柿渋を使っていますが、塗って乾燥させた後、すぐに家に入れておいてもにおいが気になったことはありません。
あとは、木材に染み込ませるようにして塗るので、既に塗装がある面には塗ることが出来ません。
製品として売られている机やイスは一見無塗装に見えても、ニスやオイルで仕上げられているため、意外と無塗装の製品を探すのが大変だったりします。
まとめ
自然由来の塗料、柿渋の魅力が伝わりましたでしょうか。
DIY初心者の方でも美しく仕上げられるところが柿渋塗装のポイントです。
次回は柿渋塗装のやり方をご紹介しようと思います。誰でも簡単にできるよう、丁寧に説明するのでぜひ読んでみてくださいね。
– hiromi -
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