今回は食洗機について!
絶賛仕様検討中の我が家 Lifestyle BASEのキッチンはタカラスタンダードのオフェリアで、コイツにドイツ製のMieleの食洗機を入れる予定です。
国産製品とドイツ製品のメリットデメリットを比較しながら、Lifestyle BASEでMiele採用に至ったポイントを紹介したいきたいと思います。
国産製品とドイツ製品の比較 一覧表
国産製品とドイツ製品の比較を表にしてみました。
国産モデル | ドイツ製モデル | |
価格 | 安い | 高い |
庫内容量 | 小さい | 大きい |
食器の入れやすさ | 複雑 | 入れやすい |
耐久性・修理性 | 7年~10年程度で交換前提 | 20年修理をしながら使う前提 |
乾燥機能 | 有り | 無し |
洗浄力 | 普通 | 高い |
設置性 | 高い | 低い |
各項目について解説をしていきますね。
[価格] 国産の方がイニシャルは安い
まず、価格について、これは圧倒的に国産製品が安いです。国産製品であれば、ほとんどのハウスメーカー、ビルダーさんの標準仕様に含まれているものと思います。
私の場合、容量を増やすため深型のタイプに変更した場合の見積もりを頂いたのですが、それでも+70,000円程度でした。一方でLifestyle BASEで採用を決めたMieleの食洗機の場合、おおよそ+400,000円ほど。
ここまで価格差が生まれてしまう理由は、
- 食洗機自体の定価の差が20万円ほどある
- キッチンメーカー標準の国産製品については安定して台数が売れるため定価に対して3~6掛けが卸値となる一方、ドイツ製品はほぼ定価卸し
- さらにドイツ製品の場合はキッチンメーカー標準を外れることになるため、組み込みに手数料が掛かる
といったものです。かなりの価格差ではありますが、後ほど説明する耐久性・修理性を考えるとあくまでイニシャルコストという考え方でいいと私は考えています。
[庫内容量] ドイツ製はおおよそ倍
次に、庫内容量は圧倒的にドイツ製品が大きいです。容量が小さいということは、すべての洗い物が一度に入れられないだけでなく、そもそも庫内に収まらないために洗えない食器や調理器具が出てくる可能性があるということです。ちなみにどれぐらい容量差があるかというと、
・国産製品(45cm幅、深型) | 65L程度 |
・ドイツ製品(45cm幅) | 115L程度 |
キッチン内の同程度の空間を使うモデルで比較しても庫内は倍ぐらいの差があります。この差の理由は2つあります。
1つはドアの開き方の違いです。国産製品は引き出し型、ドイツ製品はフロントオープン型であり、引き出し型の場合は桶を引き出して食器を入れるため、その壁分だけ容量が減ってしまいます。ただし、汚れた食器を入れる際に、壁がある引き出し型の方が汚れが床に落ちる心配が無いという意見もあるようです。
そして、もう1つの理由が乾燥機能の有無になります。後ほどまた解説しますが、国産製品には強力な乾燥機能が有り、一方でドイツ製品にはあくまでパッシブな乾燥機能に留まります。その乾燥機能分のヒーター等のスペースによって庫内容量が狭められているというワケです。
[食器の入れやすさ] フロントオープンの優勢
基本的にはフロントオープンのドイツ製品の方が入れやすいと思います。
ドイツ製品のフロントオープンの場合、ドアを床面水平まで開いて、複数段に分かれたバスケットをそれぞれ引き出して入れられるため、どの段から食器を入れてもストレスなく収めることが出来ます。
出典:ミーレ・ジャパンwebサイトより
一方で国産製品の引き出し型については、あくまで下から食器を入れて重ねていくということになるため、例えば、食器を一通り収めた後から下の段に食器を追加したくなった場合に、一度上のモノを退かすといったことが起こり得ます。
ただし、庫内容量の解説でも触れたように、引き出し型の方が、壁があるために汚れた食器を入れる際の安心感があるという意見もあります。
私の所感としては、下洗いが必要な国産製品の場合は、食器からの滴り等がより多くなるため、こういった意見が出てくるのかなと思っています。そもそも下洗いが必要のない洗浄力を持っていれば気にしなくていいと判断しています。
長くなってきたので以降の説明は次の記事に回したいと思います。
– SHINJI –
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